【待ったなし】介護の2040年問題を現場目線で完全解説|人材不足・介護保険・処遇改善・DX “何が起きて何をすべきか”

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2040年問題は、単なる「高齢者が増える未来予測」ではありません。介護の現場に直撃するのは、介護人材不足の深刻化だけではなく、地域によっては介護サービスが縮小し“介護難民”が現実になること、そして制度側でも介護保険の提供体制が組み替わる可能性が高い点です。
さらに厄介なのは、この問題が「採用を頑張れば解決する」性質ではないこと。現場の勝負どころは、採用よりもむしろ離職・定着で決まります。辞める理由が放置されたままでは、どれだけ募集を出しても、現場はじわじわ弱っていきます。

一方で、希望がないわけではありません。国の議論はすでに、処遇改善ICT・DXによる生産性向上、そして地域特性に応じたサービス提供体制へと舵を切っています。つまり、未来は“詰み”ではなく、先に仕組みを整えた職場ほど楽になる局面でもあります。

この記事では、2025年問題と2040年問題の違いを入口に、介護職として押さえておきたい「人材不足・介護難民・医療介護連携・介護保険・給料(処遇改善)・DX」の論点を、現場目線で噛み砕いて整理します。最後に、個人と事業所それぞれの今日からできる対策チェックリストも用意しました。読み終えたときに、「不安」ではなく「次の一手」が手元に残る構成です。


目次

【結論】介護の2040年問題は「人材不足×地域崩壊×制度再編」が同時に来る

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介護の2040年問題は、単に高齢者が増える話ではなく、①介護人材不足②地域ごとのサービス維持が難しくなる問題(地域崩壊)③介護保険を含む提供体制の組み替え(制度再編)が“同時進行”で起きることが本質です。

理由はシンプルで、2040年に向けて高齢者比率が上がる一方、支える側(生産年齢人口)は減っていくからです。その結果、現場は「人が足りない」「地域でサービスを回せない」「制度や運営の形を変えないと続かない」の3点セットに直面します。

たとえば厚労省は、第9期介護保険事業計画に基づく推計として、2040年度に必要な介護職員数は約272万人(2022年度の約215万人から+約57万人)と公表しています。これは「現状維持」では追いつかない規模です。 さらに、地域によって高齢者数やサービス需要のピーク時期がズレるため、全国一律のやり方では回らず、提供体制の再設計が避けにくいことも示されています。

だからこそ2040年問題は、「人手不足だけ」の単発課題ではなく、地域と制度の形まで含めて“同時に変わる問題”として捉える必要があります。

2040年問題とはどのような問題か(介護職向けに1分でわかる)

2040年問題とは、2040年前後にかけて日本社会で起きる負荷の集中のうち、介護の現場では特に「要介護ニーズの増加」と「担い手不足」が同時に強まることを指します。ポイントは“高齢者が増える”だけではなく、支える人が減ることで、現場の負担が構造的に重くなる点です。

背景として、厚労省は人口構造の見通しとして、2025年に75歳以上が全人口の約18%、2040年に65歳以上が全人口の約35%になると推計しています。高齢者の割合が上がるほど、介護サービスへの需要が増えやすくなります。

さらに、必要な介護職員数は増えると見込まれており、厚労省は2040年度に向けて介護職員の必要数が約272万人になると示しています(2022年度比で+約57万人)。

つまり2040年問題は、介護職にとっては「忙しくなる」ではなく、人・仕組み・地域連携を変えないと、サービスの維持そのものが難しくなるという意味の問題です。

引用元:厚生労働省 第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について 令和6年7月12日

なぜ“いま”知るべきか:現場の負担が雪だるま式に増える理由

いま知るべき理由は、2040年問題が“ある日突然ドン”と来るのではなく、準備しない職場ほど、じわじわ苦しくなっていくタイプの問題だからです。負担が増えるのに、人は増えにくい。すると、残った職員に業務が集中し、疲弊→離職→さらに人手不足…と、雪だるま式に悪化しやすくなります。

人口動態の見立てとしても、2025年に向けて高齢者人口が急速に増え、その後も構造的な負荷が続くことが指摘されています。つまり、2025年は通過点で、2040年は“より大きい山”になりやすい、という見方です。

具体的には、厚労省の推計では介護職員の必要数が2026年度に約240万人2040年度に約272万人と増える想定です。すでに人材確保・定着・生産性向上(ICT等)を総合的に進める必要があると明示されています。

だから「忙しくなってから考える」では間に合いにくく、いまの段階で“辞めない職場づくり”と“ムダを減らす仕組み”を入れるほど、未来の負担を小さくできます

2040年の日本の姿|何がどの順で起きるのか(未来予測の要点)

2040年に向けて起きることは、大きく言うと次の順番で現場に効いてきます。①高齢化と地域差の拡大 → ②人材不足の深刻化 → ③提供体制の組み替え(連携・集約・弾力化)です。

まず前提として、2040年には65歳以上が全人口の約35%になる見通しです。 ただし同じ2040年でも、地域によってピーク時期が異なります。厚労省の「とりまとめ」では、65歳以上人口がすでに2020年以前にピークを迎えた市町村が約50%ある一方で、都市部を中心とした約15%の市町村では2040年以降にピークを迎える見込みとされています。

次に、需要の変化に合わせて人材不足がより目立ちます。必要介護職員数は2040年度に約272万人という推計が出ており、処遇改善・多様な人材確保・離職防止・生産性向上などをセットで進める必要があると整理されています。

そして最後に、「地域特性に応じた柔軟なサービス提供体制」や「事業所間連携」など、運営の形そのものを変える議論が本格化します。つまり2040年は、現場にとって“やり方を変えないと続かない”ことがはっきりする年になりやすい、というのが未来予測の要点です。

引用元:厚生労働省 「2 0 4 0年に向けたサービス提供体制等のあり方」現状と課題・論点について 令和7年1月9日

2040年問題の本丸:介護人材不足は「採用難」より「離職・定着」で決まる

利用者と介護職員の写真

“深刻な人材不足”が加速する要因(退職、育成、地域偏在)

人材不足を加速させる最大の要因は、実は“採用の弱さ”だけではなく、離職と定着の弱さです。介護労働の調査では、職場の取り組みとして「ハラスメントのない人間関係のよい職場づくり」が“役立っている”と感じられている割合が高く、また離職率が低下した事業所ほど、その理由として「職場の人間関係がよくなった」を最上位に挙げています。
つまり、給与や忙しさ以前に、人間関係・心理的安全性・マネジメントの質が定着を決めやすい、ということです。

さらに、同じ「人手不足」でも地域差が大きい点も重要です。介護分野の有効求人倍率は地域によってばらつきが大きく、都市部・地方で高齢化の進み方も異なるため、“どこでも同じ不足”ではなく、“地域偏在で詰む”形になりやすい、と整理できます。

なので現場レベルでは、採用活動と並行して 定着(辞めない)×育成(早く戦力化)×業務設計(ムリを減らす)をセットで回さないと、2040に向けてジリ貧になりやすいです。

引用元:公益財団法人 介護労働安定センター 令和5年度 介護労働実態調査結果について 令和6年7月10日

介護職はなくなる?への結論|なくならないが“役割と働き方”が変わる

「介護職はなくなるのでは?」という不安に対する結論は、なくなりません。むしろ介護ニーズは増える前提で議論されています。
ただし、いまのやり方のままでは持たないので、役割と働き方は確実に変わる可能性が高いです。

変化の方向性は大きく3つです。

① 業務の分解とチーム化(「全部を介護職が抱える」をやめる)
介護助手・多職種・外部サービスも含めて役割分担し、介護職は“判断・観察・ケアの質”に寄せていく流れです。
「やることを増やす」のではなく、誰が何を担うかを明文化して“属人化”を減らすのがポイントです。

② ICT・DXで“記録や連絡の摩擦”を減らす(ケア時間を守る)
目的は人の代替ではなく、負担軽減と質の底上げです。
記録・申し送り・事故報告などの情報共有を整え、探し物や二重入力、伝達ミスを減らしてケアに使える時間を確保します。

③ 定着のための職場運営を“経営の中心”に置く(人間関係・休み・育成)
人材不足の時代は、採用より先に「辞めない仕組み」が効きます。
実態調査でも定着に効く施策として、柔軟な働き方コミュニケーション改善が挙がっており、現場の疲弊を止める起点になります。

介護難民が現実になるメカニズム|在宅介護崩壊・サービス縮小はなぜ起きる?

頭を抱える女性の写真

介護サービス縮小が起きる順番(訪問・通所・施設の見え方)

結論として、介護難民が生まれる典型パターンは、「まず在宅が薄くなる → 次に通いが詰まる → 最後に施設が待てなくなる」です。

理由は単純で、在宅を支える訪問系サービスは、移動・単独訪問・突発対応などで人材確保が難しく、地域の“生活インフラ”としての維持が崩れやすいからです。国の「2040年を見据えた提供体制」の議論でも、訪問系を含む人材確保・生産性向上を強める必要が明確に示されています。

現場で「縮小」を実感しやすい根拠としては、倒産の増加も見逃せません。東京商工リサーチの調査では、2024年の介護事業者倒産は過去最多で、特に訪問介護の倒産件数が大きいことが示されています。

もちろん「倒産=即サービス消滅」ではありませんが、同一地域に代替事業者がいないと、利用者側は “使いたいのに使えない” 状態になりやすい。これが介護難民の入口です。

引用元:株式会社 東京商工リサーチ 2024年「老人福祉・介護事業」の倒産、休廃業・解散調査 令和7年1月17日

老老介護・認認介護・ヤングケアラー・ビジネスケアラー増の連鎖

介護難民が深刻化する背景には、「介護が家族側にも波及していく連鎖」があります。
まず老老介護については、内閣府の高齢社会白書で、同居介護の主な担い手は60歳以上が多数を占めることが示されています(男女とも60歳以上が大半)。
つまり、支える側も高齢で、病気・フレイル・就労制約が重なりやすい構造です。

次にヤングケアラーは、「一定数いる」ことがすでにデータで確認されています。こども家庭庁の資料では、家族の世話をしていると答えた割合が学齢ごとに示され、小6で6.5%、中2で5.7%、高2で4.1%などが報告されています。
介護が家庭内で可視化されないほど、学業・進路・メンタルに影響し、結果として「家族が潰れる」形で介護難民を増やします。

さらにビジネスケアラー(働きながら介護する人)も増えます。経済産業省の資料では、介護離職が毎年約10万人、2030年には家族介護者のうち相当数がビジネスケアラーになる見込み、という推計が示されています。
加えて認知症も増加が見込まれ、2040年の認知症高齢者数の推計が示されている資料もあります。
これらが重なると、家族・職場・地域の支え合いが同時に弱くなり、「介護が続けられない人」が増えていきます。

引用元:厚生労働省 こども家庭庁 ヤングケアラー支援の現況 令和7年度
引用元:経済産業省 経済産業省における介護分野の取組について 令和6年3月

「介護業界 終わり」と言われる正体(不安の根っこを言語化)

「介護業界は終わり」と言われる不安の正体は、介護の需要がなくなることではなく、“提供する側が持たない” ことへの恐れです。

必要な人手は増えるのに(2040年度に約272万人規模が必要と推計)、現場は疲弊し、離職が続き、地域差も広がる。
さらに倒産増加がニュースになり、「サービスが途切れるかもしれない」という生活不安に直結します。

だからこの不安は、感情論ではなく構造の問題です。逆に言えば、打ち手も構造で効かせられます。

① 辞めない職場づくり(人間関係・休み・育成)
採用より先に「定着」を設計します。人間関係のこじれを放置しない仕組み、休みが取れる体制、育成が回る導線があるほど、現場は安定します。

② 役割分担と業務の再設計(全部を介護職が抱えない)
介護助手・多職種・外部サービスも含めて仕事を分け、介護職は判断・観察・ケアの質に集中できる形へ。属人化を減らし、チームで回る現場を作ります。

③ ICT・DXで「記録・連絡の摩擦」を減らす(ケア時間を守る)
人の代替が目的ではなく、負担軽減と質の底上げ。記録・申し送り・事故報告などの情報共有を整え、二度手間や伝達ミスを減らしてケアの時間を確保します。

④ 地域連携で“穴”を埋める(単独で抱えない)
事業所間連携、医療・介護連携、地域資源(社協・行政・民間サービス等)をつなぎ、欠員や急変対応、在宅支援の隙間を補います。

この4点がセットで揃うほど、「終わり」ではなく「持続可能な形への転換」に近づきます。国のとりまとめでも、人材確保・職場環境改善・生産性向上(DX)を強化する方向性が示されています。

医療×介護の2040年問題|“医療は横ばい、介護は増える”が現場を壊す

医師に相談をする男性の写真

医療×介護の2040年問題の核心は、「医療の需要が一律に増え続けるというより、地域や分野によっては外来・入院が減る一方で、在宅医療は増えやすい」ことと、「介護サービス側は需要の山が長く続き、地域差も大きい」ことが同時に起き、現場の連携負担が一気に増える点です。医療側が“全部を病院で抱える”構造ではなくなるほど、介護現場に医療的な調整が流れ込みやすくなります。

その理由は、人口構造の変化に加えて、医療提供の考え方が「入院中心」から「地域・在宅へ」寄っていくためです。とくに多くの地域で外来需要は減る見込みがある一方、在宅医療・訪問看護の需要は増える見込みが示されています。つまり、病院に来る人が減っても、地域で支える仕事が減るとは限りません。

具体的には、地域医療の将来見通しの資料で「多くの地域で外来需要が減少見込み」「在宅医療は2013〜2022で患者数が増えており、2040に向けても大半の地域で需要増」といった整理が示されています。 また、2040に向けた人口動態・医療需要の資料では、2025→2040で高齢者人口が減る医療圏では疾患によって入院患者数が減少見込みである一方、骨折など増える領域もある、という“中身の入れ替わり”が示されています。

結局、医療と介護は「どちらかが楽になる」ではなく、仕事の場所と中身が変わり、調整が増える方向に進みます。だからこそ、医療介護連携を“理想論”ではなく、現場が回る仕組みに落とし込むことが不可欠です。

医療介護連携が必須になる理由(入退院・在宅・看取りの増加)

結論から言うと、2040に向けて医療介護連携が必須になるのは、病院の中だけで完結しにくい支援が増えるからです。治療が終わっても生活が続く以上、退院後の生活支援・服薬や体調変化の観察・急変時の連絡体制など、介護側と医療側がつながっていないと、本人も家族も現場も困ります。

理由は、外来・入院の需要が地域によっては減る一方で、在宅医療・訪問看護の需要は増える見込みが示されているためです。つまり「病院で診て終わり」から、「地域で支え続ける」へ比重が移ります。

具体例として、地域医療構想に関する整理では、在宅医療は医療機関だけでなく、訪問看護、歯科、薬局、そして介護施設・事業所も含めて多職種で協働して対応していることが明記されています。ここに“普段からの連携”がないと、退院調整や急変時の連絡が後手になり、結果的に再入院や家族負担の増加につながりやすくなります。

だから、医療介護連携は「会議をすること」がゴールではなく、入退院〜在宅〜看取りまでの情報の流れを、誰が見ても分かる形に整えることがゴールになります。

介護現場の“医療依存度”が上がると何が起きるか

介護現場の医療依存度が上がると、現場で起きやすいのは「手技が増える」よりも先に、観察・判断・連絡・記録が増えて、時間が足りなくなることです。医療的に不安定な利用者が増えるほど、異変の早期発見や、医療職への報告・指示受けの正確さが求められます。

理由は、在宅医療・訪問看護の需要が増える見込みが示されており、医療と生活の境目がより薄くなるからです。介護職は医療職の代わりにはなれませんが、“生活の中で最も近くにいる専門職”として、変化を拾う役割は重くなります。

具体的には、在宅医療の提供体制は多職種協働で成り立つと整理されており、介護施設・事業所もその協働の一部として位置づけられています。これは裏を返せば、介護側に「情報の受け渡し品質」が求められる、ということです。

まとめると、医療依存度が上がる局面で重要なのは、難しい医療行為を増やすことではなく、観察→共有→連携を“属人化させない仕組み”にすることです。

認知症対応の重みが増す(地域包括ケアの深化と現場負担)

2040に向けて認知症対応の重みは増し、介護現場の負担は「身体介護の量」だけでなく、意思決定支援・家族支援・地域連携の比重が上がります。認知症は症状の出方が人によって違い、生活環境や関係性で状態が変わりやすいからです。

理由は、2040を見据えた「サービス提供体制」の議論の中で、地域包括ケアの深化や認知症対応が重要論点として位置づけられているためです。国の方向性として、医療・介護・福祉を地域でつなぎ直す必要がある、という整理が進んでいます。

具体的には、2040に向けたとりまとめで、地域特性に応じた柔軟なサービス提供体制に加えて、地域包括ケアの深化や認知症対応の推進が柱として挙げられています。つまり「認知症は専門職に任せる話」ではなく、「地域で支える前提」に移っています。

だからこそ現場では、認知症ケアを“ベテランの勘”に頼らず、チームで共有できる形(記録・申し送り・家族説明の型)にしていくことが、負担を増やさず質を上げる近道になります。

引用元:厚生労働省 地域包括ケアシステム 図解

介護保険はどうなる?2040年を見据えた制度改革・社会保障の論点

笑顔の介護職員の写真

2040に向けた介護保険の議論は、地域差に合わせて提供体制を組み替え、限られた人とお金で回す仕組みを強める方向です。ポイントは、現場が“突然ルール変更に振り回される”のではなく、すでに議論の柱が見えていることです。

理由は、人口減少で支える側が減る一方、社会保障給付は増えやすく、持続可能性の議論が避けられないからです。将来見通しの資料でも、2040に向けて社会保障給付費や負担の対GDP比が上がる傾向が示されています。

具体的には、2040を見据えた社会保障の将来見通し(議論素材)で、医療・介護を含む社会保障給付の規模が増える見通しが示され、長期推計であること(前提により上下すること)も明記されています。つまり「数字は絶対」ではありませんが、「放置できない方向性」であることは確かです。

だから介護保険の未来は、「悲観して待つ」ではなく、地域・事業所・職員が“回る形”へ早く寄せたところが強い、という見方が現実的です。

少子高齢化が招く財源問題と制度疲弊(給付と負担の現実)

少子高齢化が進むと、介護保険を含む社会保障は「必要なお金が増えやすい」のに「支える人が減りやすい」ため、給付と負担の見直しは避けにくくなります。これは特定の政権や年度の話ではなく、人口構造そのものが理由です。

理由は、社会保障給付は高齢化とともに増えやすい一方で、働く世代が減ると保険料や税で支える力が弱まるからです。厚労省の長期見通し資料では、社会保障給付費・社会保障負担が対GDP比で上昇傾向になることが示されています(※推計の前提で上下する注意書きもあり)。

具体的には、同資料で2040年度に向けた社会保障の規模見通し(対GDP比など)が提示され、長期推計の前提(人口・経済・給付単価など)により結果が変わる点も明記されています。現場感覚で言えば、「ある日突然ゼロ」ではなく、少しずつ条件や仕組みが調整されていく可能性が高い、ということです。

まとめると、財源問題は不安を煽る材料ではなく、むしろ「だからこそ、ムダを減らし、必要なケアに集中する仕組みが評価されやすくなる」という現場側の準備テーマになります。

引用元:厚生労働省 今後の社会保障改革についてー 2040年を見据えて ー 第 2 8 回社会保障審議会 平 成 3 1 年 2 月 1 日

事業所間連携・大規模化・協働が進む背景(経営安定と人材確保)

事業所間連携・大規模化・協働が進む背景は、人材確保と経営安定の両方を一つの事業所だけで抱えるのが難しくなるからです。単独で採用・教育・シフトの穴埋め・ICT投資を回すのが限界に近づくと、連携した方が“回りやすい”場面が増えます。

理由は、地域差が広がる中で、サービスの需要ピークや人材の集まりやすさもバラバラになり、単独最適では詰まりやすいからです。2040に向けたとりまとめでは、介護事業所間の連携や大規模化を進め、経営安定などを図る必要性が示されています。

具体的には、とりまとめ本文で、地域特性に応じた提供体制の中で「事業所間の連携」「大規模化」「協働」を促進していく方向が明記され、今後は 社会保障審議会 の部会等で制度的な議論を進める趣旨も書かれています。

まとめると、連携・協働は「大きいところが勝つ」という単純な話ではなく、限られた人材で、必要なサービスを切らさないための現実的な選択肢として前に出てきています。現場側は、連携が進むほど「教育の標準化」「情報共有の仕組み」「役割分担」が重要になります。

給料は上がる?処遇改善のリアル|「いつから」「誰が」「どう増える」がわかる

家計の計算をしている画像

介護の給料は、「上がる余地はある」のが結論です。ただし、上がり方は一律ではありません。理由は、賃上げ原資の中心である処遇改善加算が「国の制度」ではあっても、配分・設計は事業所ごとで、さらに職種や役割、資格、評価制度、働き方(夜勤・常勤換算など)によって“増え方”が変わるからです。

現場の実感としても、平均給与は上がってきています。2025年7月28日に公表された「令和6年度 介護労働実態調査」によると、月給制で働く介護職の通常月の平均月収は24万8,884円、前年比+3.1%。平均時給も1,262円(+3.5%)へ上昇し、月収は5年連続で伸長しています。

つまり「上がる/上がらない」ではなく、“どうすれば上がるルートに乗れるか”を知ることが重要です。

2025年12月以降の賃上げ補助金:対象期間は“6か月”が前提

まず短期の山が、2025年度補正予算を財源とした「賃上げ・職場環境改善」の支援です。厚労省の事務連絡では、報酬改定の時期を待たずに緊急的に支援する趣旨が示され、自治体に対して可能な限り年内の予算化を進めるよう求めています。

また、介護給付費分科会の資料でも、この支援は「対象期間=6か月分」の設計が示されています。ここはファクトとして押さえてよい点です。

つまり現場感としては、制度が動き出せば「半年間は賃上げ原資が乗る」可能性が高い一方で、実際にいつの給与から反映されるかは、(1)補正の成立、(2)自治体の要綱・申請開始、(3)事業所の賃金規程・手当設計、の順に左右されると理解しておくのが安全です。

賃上げは「3階建て」:月1万円+上乗せ(最大1.9万円)の考え方

2025補正の賃上げ支援は「まず広く1万円、その上で“頑張る事業所・介護職員には上乗せ”」という設計です。理由は、介護現場は介護職員だけでなく多職種で回っているため“裾野を広く”支えつつ、人材流出が激しい介護職員には“厚めに”届くようにするためです。

具体的には、厚労省資料(パッケージ説明)で、①介護従事者に対する幅広い賃上げ支援「月1.0万円」、②協働化等に取り組む事業者の介護職員への上乗せ「月0.5万円」、③職場環境改善支援(人件費に充てた場合「月0.4万円相当」)が示されています。いずれも半年分で、対象期間は2025年12月〜2026年5月の賃上げ相当額、という前提が明記されています。

つまり現場目線では「全員1万円ベース+介護職員は最大1.9万円相当まで狙える(ただし半年限定)」が、この補正施策の読み方になります。

支給要件:処遇改善加算の取得/生産性向上・ICT等の取組(想定)

結論として、“誰でも無条件”ではなく、一定の要件を満たす事業所が対象です。理由は、補助を賃上げに確実につなげること(=計画と実績の確認)と、同時に「働きやすさ・生産性」を上げる取り組みを後押しする狙いがあるからです。

厚労省資料には、少なくとも次の方向性が示されています。

  • 処遇改善加算を取得していることに加え、職場環境改善を計画し実施すること(要件は令和6年度補正の同種事業と同様、と明記)
  • サービス類型によって、たとえば
    • 居宅系(例:居宅介護支援など)は「ケアプランデータ連携システムに加入(または見込み)等」
    • 施設・居住・多機能・短期入所等は「生産性向上加算ⅠまたはⅡを取得(または見込み)等」

ここで注意したいファクトチェックは2点です。

「ICTをやれば必ず上乗せ」ではなく、サービス類型ごとの要件として整理されている点が重要です(同じICTでも扱いが異なる可能性がある)。

いま挙がっている要件は、少なくとも国資料に「加入(見込み)」「取得(見込み)」「同様」として示されていますが、最終的な細目(提出書類・判断基準)は、今後の実施要綱等で確定していきます。

※ 介護職員の平均月収について詳しく知りたい方はこちら>>>https://asu-asu.blog/2025saishin-kaigosyoku-heikingessyuu/

※ 2026年介護報酬臨時改定について詳しく知りたい方はこちら>>>https://asu-asu.blog/2026nen-housyukaitei-kaisetu/

生産性向上(ICT・DX・AI)で“人が増えない”現場を救う|導入の正しい順番

インカムをつけてパソコンを操作する女性の画像

結論はシンプルで、ICTやAIは「人の代わり」ではなく、“ムリ・ムダ・ムラ”を減らして、ケアに使える時間を増やす道具です。

うまくいく職場は、機器を買う前に“仕事の詰まり”をほどき、導入後にルールを整え、効果を測って改善します。逆に失敗する職場は「とりあえず入れる」で止まり、現場の負担がむしろ増えます。

ICTを活用した情報管理(記録・申し送り・事故報告)が最初の一歩

最初に手をつけるべきは、派手な機器よりも、記録・申し送り・事故報告の“情報の流れ”です。理由は簡単で、ここはどのサービス種別でも必ず発生し、しかも積み重なると「毎日確実に時間を奪う」領域だからです。

厚生労働省の生産性向上の考え方でも、業務改善や効率化で生み出した時間を直接ケアへ再配分し、サービスの質向上につなげる趣旨が示されています。

たとえば、記録の項目が人によってバラバラだと、確認・修正・差し戻しが起き、申し送りも長くなります。ここを「テンプレ化」「チェック方式」「入力の二重化をなくす」「誰がいつ見ても同じ場所に情報がある」状態にすると、ICTの効果が一気に出ます。

導入は“システム”より先に、「書き方・残し方・伝え方」の統一から始めると、現場が疲れません。

効果が出やすいテクノロジーの順番(見守り・インカム・センサー等)

次に効きやすいのは、見守り機器・インカムです。理由は、夜勤や多忙時間帯の「移動」「探す」「確認する」を減らせるからです。

実際、国の資料でも、介護ロボット・ICT導入が初めての施設・事業所では、見守り機器やインカムから導入している例が多いと整理されています。

たとえば、夜間の巡視が「定時の全室確認」中心だと、歩数も時間も増え、事故対応が遅れやすくなります。見守り機器で異常の兆候を早めに拾い、インカムで即時に連携できれば、無駄な巡視を減らしつつ、必要な対応は速くできます。

この段階で初めて「AI」や高度な分析が活きてきます。AIは“土台(記録や運用ルール)”が整っていないと、ただの高い飾りになります。

機器の導入ありきだと失敗する可能性が高いです。まずは現場の困り事を解消する目的でどの機器を導入するか検討する必要があります。

失敗する職場の共通点(導入して終わり/ルール未整備)

失敗パターンの結論は、「導入して終わり」です。
介護ロボット導入の公的資料でも、導入には「課題分析→導入→評価」というプロセスが必要で、効果を確かめながら進める考え方が示されています。

また、生産性向上の支援手引きでも、現場が主体的に改善活動を回していく重要性が整理されています。

よくあるのが、

記録は電子化したのに、結局紙も残して二重入力

インカムを入れたのに、使う場面のルールがなく雑談で疲れる

見守りを入れたのに、アラート対応の責任者が決まっておらず混乱する

という状態です。これでは「便利なはずの道具」が「新しい仕事」になってしまいます。

逆に、うまくいく職場は、導入前に「誰の負担を何分減らすか」を決め、導入後に「使い方のルール」と「効果測定」を回します。最初は小さく始めて、数字が出たら広げる。これが、忙しい介護現場で失敗しない唯一の道です。

※ 介護現場の生産性向上について詳しく知りたい方はこちら>>>https://asu-asu.blog/seisanseikojujou-tetteikaisetu/

2040年に向けた「人材確保の勝ち筋」|多様な人材×育成×働きやすさ

2040年に向けた人材確保は「採用を増やす」だけでは勝てません。“辞めない職場”を土台にしつつ、入口(採用)を複線化し、育成を短距離走にするのが勝ち筋です。

理由はシンプルで、人口減少で介護人材が逼迫する前提が変わらない以上、従来どおりのやり方を続けるほど、現場負担が増えて離職が起き、さらに採用が難しくなるからです。

国の「2040年を見据えたとりまとめ」(※1)でも、テクノロジー導入・業務の見直し・タスクシフト/シェアを前もって進め、残業削減や休暇取得、教育投資につなげて定着と確保を推進する必要が示されています。

ここから先は、現場が“今日から”組み替えられる実装に落としていきます。

※1 厚生労働省 2040 年に向けたサービス提供体制等のあり方に関するとりまとめ

多様な雇用形態(新卒・中途・シニア・スポット)を組み合わせる

人材確保は、「新卒だけ」「経験者だけ」の一本足ではなく、複数の入口を同時に走らせる方が強いです。なぜなら、採用市場が厳しいほど「誰を取りに行くか」より、「誰でも働ける仕事設計」が効いてくるからです。

厚生労働省のとりまとめでも、従来どおりではなく、テクノロジー導入や業務の見直し、介護助手等へのタスクシフト/シェアを進める必要が示されています。

実装のコツは、採用手法より先に、仕事を「分解」して“任せられる形”にすることです。たとえば次のように切り分けます。

新卒:基本動作と価値観(尊厳・安全)+段階的に担当を増やす

中途(経験者):即戦力化のため、施設のルール差分(記録様式・事故対応・委員会)を最短で合わせる

シニア:見守り・環境整備・食事準備・移動介助の補助など「負担が過大にならない領域」で力を借りる

スポット(単発):入浴補助・更衣・清掃・配膳下膳・見守りなど“時間が読める仕事”に寄せる(初回は必ず受け入れ担当を固定)

ポイントは、スポットやシニアに「いきなり全部」を任せないことです。業務分解×標準化×OJT短縮ができると、どの層も戦力化しやすくなり、常勤職員の残業や疲弊も下がりやすくなります。これは結果的に定着に直結します。

当施設でもスポットワークの導入に着手しました。ダブルワークの広がりからか、シフトの穴にすぐ応募が来ましたよ。

外国人材の受け入れ環境整備(教育・業務切り分け・定着設計)

外国人材は、2040年に向けて重要な戦力になり得ます。ただし結論として、うまくいく施設は「採用」よりも、日本語支援・生活支援・業務設計・定着支援を先に作っています。

国のとりまとめでも、外国人介護人材の地域定着のために、日本語支援、就労・生活環境の整備、受入体制整備を地域の実情に応じて進める必要が示されています。

まずファクトとして、外国人介護人材の受入れ制度は、EPA/在留資格「介護」/技能実習/特定技能の4つが整理されています。

また、技能実習に代わる「育成就労」については、制度ページ上「準備中」ですが、令和9年(2027年)4月1日施行予定と明記されています。(関連法が2024年6月に成立したことも整理されています。)

現場で事故なく定着させるには、次の「3点セット」で考えるとブレません。

教育(日本語+介護の“現場語”)
介護は日常会話だけでなく、「誤薬」「転倒」「ヒヤリ」など安全に直結する言葉が多いので、現場語を優先して教えます。

業務切り分け(できる・できないを曖昧にしない)
とくに訪問系は制度上の扱いが絡むため注意が必要です。たとえば、訪問系サービスは、在留資格等によって従事可否が整理されており、介護福祉士資格を有する在留資格「介護」やEPA介護福祉士は認められる一方、技能実習や特定技能は原則認められない等の整理があります。「誰が、どのサービスで、何ができるか」を最初に表にして共有すると、現場が混乱しません。

定着設計(孤立させない仕組み)
受入れ担当を固定し、生活面の相談窓口(住居・行政手続き・病院)も含めて“迷子にしない”。国のとりまとめでも、就労・生活環境整備を含めた支援の重要性が示されています。

この3点が揃うと、外国人材は「穴埋め要員」ではなく、長く働ける仲間になり、結果として日本人職員の離職抑制にも効いてきます。

子育て世代が働きやすい環境づくり+福利厚生(離職防止の即効薬)

離職防止で、最も即効性が出やすいのは結局ここです。結論として、子育て世代が働き続けられる職場は、採用にも強くなります。

理由は、介護職の離職は「仕事内容」だけでなく、「勤務の継続困難(家庭・健康・人間関係)」で起きやすいからです。国のとりまとめでも、働きやすい勤務環境づくり、有給休暇・育児休業等の取得や復帰に向けた取組の普及、ハラスメント対策の充実が重要だと整理されています。

現場で“すぐ効く”設計例は次のとおりです。

勤務の選択肢を増やす:短時間正職員、固定曜日、夜勤免除期間、早遅の偏り調整

突発休みの扱いを明確にする:子どもの発熱時の連絡ルール、代替手順、罪悪感が出ない言い方の統一

休みを取りやすい運用:有休の計画付与、希望休の上限ではなく“最低確保ライン”を決める

福利厚生は“派手さ”より“生活防衛”:食費補助、通勤支援、研修費補助、資格取得支援、相談窓口の整備

カスハラ・ハラスメント対策を制度化:記録、報告、初動対応の標準化(「守られる職場」は定着に直結)

「子育てに優しい=甘い」ではありません。続けられる設計は、最終的に現場の安定稼働(残業減・欠員減)に返ってくるので、2040年対策として費用対効果が高い打ち手です。

【チェックリスト】介護職員・事業所が「今日からできる」2040年対策

チェックリストの画像

結論は、2040年対策は「大改革」ではなく、90日で回る小さな改善の連続です。

国のとりまとめでも、前もってテクノロジー導入や業務の見直し、タスクシフト/シェアを進め、残業削減や休暇取得、教育投資に回して定着と確保につなげる考え方が示されています。

ここでは“個人”と“事業所”の両方で、今日から動ける形に落とします。

個人が2040年に備えるキャリア戦略(スキル・資格・働き方)

2040年に強い介護職は、資格の有無だけでなく、「現場の困りごとを減らせる人」です。理由は、人が増えない前提の中で、職場が本当に欲しいのは「チームの負担を下げ、事故を減らし、利用者満足を上げる動き」ができる人だからです。

チェックリスト(当てはまるほど強い)

  • 専門領域を1つ決めて深掘り(認知症、看取り、口腔・栄養、排泄、リスク管理 など)
  • “伝える力”を鍛える(記録の要点化、申し送り、家族説明)
  • 現場DXに乗れる最低限のIT力(記録・共有・検索・テンプレ運用)
  • 働き方のカードを複数持つ(常勤+副業、夜勤専従、時短正職員、地域移動など)
  • 学び直しを継続できる環境(オンライン研修、資格支援のある職場を選ぶ)

「将来が不安」なときほど、最初の一手は大きく変えなくて大丈夫です。今の職場で“負担が減る改善”を一つ作る→評価につなげるのが、一番堅いキャリア戦略になります。

事業所が90日でやること(離職要因の可視化/業務棚卸し/採用導線)

人材確保は、求人広告より先に“土台工事”です。理由は、辞める要因が残ったまま採用を増やすと、結局「採って辞める」の繰り返しになるからです。

90日プラン(そのまま使える実務チェック)

0〜14日:離職要因を“見える化”

  • □ 3分アンケート(疲労/人間関係/勤務/評価/カスハラ)を全職員へ
  • □ 直近1年の退職理由を5分類で棚卸し
  • □ 「今すぐ直せる1つ」を決めて全体に宣言(小さくても信頼が戻る)

15〜45日:業務棚卸し→タスクシフト/標準化

  • □ 記録・申し送り・事故報告のテンプレ統一
  • □ “資格がなくてもできる仕事”を洗い出し(環境整備、配膳下膳、物品補充など)
  • □ 介護助手・スポットに任せる業務を決め、受入れ手順書を1枚化
  • □ テクノロジー導入は「課題→効果→運用ルール」順で(導入して終わりを防ぐ)

46〜90日:採用導線を複線化

  • □ 紹介(リファラル)制度を作る(紹介者・入職者の双方にメリット)
  • □ 学校・地域との接点を固定(見学会の定例化)
  • □ 外国人材は日本語支援・生活支援・受入担当固定の3点セットで設計
  • □ 子育て世代向けに「時短・夜勤免除・突発休みルール」を明文化して求人票に載せる

この90日を回せる事業所は、採用の成果が出るだけでなく、“辞めない空気”が作れます。これが2040年のいちばん強い備えになります。

介護の2040年問題に関するよくある質問(疑問を一気に回収)

Q1. 2040年問題とはどんな問題?
介護の文脈では、人口構造の変化で人材が逼迫する中、サービス需要や地域差に合わせて提供体制を組み替え、職場環境改善・生産性向上・人材定着を同時に進めないと回らなくなる、という課題です。

Q2. 外国人介護人材の受入れ制度は何がある?
EPA/在留資格「介護」/技能実習/特定技能の4制度が整理されています。(育成就労は準備中で、2027年4月1日施行予定とされています。)

Q3. 外国人は訪問介護で働けるの?
制度上の整理があり、在留資格等によって訪問系への従事可否が異なります。資料では、介護福祉士資格を有する在留資格「介護」やEPA介護福祉士は認められる一方、技能実習・特定技能は原則認められない等の整理があります。

Q4. “人が増えない”のに現場はどう回す?
業務の見直し、テクノロジー活用、タスクシフト/シェアでムリ・ムダ・ムラを減らし、残業削減や休暇取得、教育投資に回して定着につなげる、という方向性が示されています。

Q5. 子育て世代の離職を減らす即効策は?
勤務環境づくり、有給休暇・育児休業の取得と復帰支援、ハラスメント対策の普及が重要だと整理されています。

Q6. “介護職はなくなる”って本当?
仕事自体はなくなりません。ただし、人が増えない前提の中で、業務の標準化、役割分担、テクノロジー活用が進み、「働き方」と「役割」が変わっていく方向が示されています。



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